Kage Laboratory (Cellular behavioral informatics), Muroran Institute of Technology, Hokkaido, Japan
2024年7月1日に研究室が発足しました。単細胞の重力生物学、真核生物鞭毛・繊毛運動を中心に、主に原生生物の運動・行動を画像解析や機械学習などの手法を使って研究しています。
2024年度メンバーは研究室主宰者の鹿毛のみの予定ですが、2025年度以降、理工学部システム理化学科化学生物システムコース、大学院情報電子工学系専攻 共創情報学コース・環境創生工学系専攻 化学生物工学コースの学生を受け入れ予定です。
小さな単細胞生物が重力に応答して泳ぐことが知られています。どうやって重力に応答できるのかのメカニズム、その生理的・生態的意義について研究しています。重力応答によって起こる集団運動である生物対流は赤潮の中でも起こっていると考えられ、集団運動やその意義にも注目しています。
多くの単細胞生物は細胞に生えた毛を動かして泳ぎます。中でも、ヒトの細胞の鞭毛・繊毛と同様の構造を持つ真核生物鞭毛・繊毛の動きにフォーカスしています。
動きの研究を行うためには、画像解析が必要です。ImageJやOpenCVを用いた画像解析、機械学習・深層学習の手法を組み合わせて画像や座標のデータを解析しています。
など